口コミとレビューのブログ

管理人が実体験した口コミやレビューを記事にしたブログ

高脂血症が狭心症に、そしてステント手術になっちゃた。

高脂血症は病気?

今となっは、5年も前の話になるのですが、5年前の春に会社の定期健康診断で、初めて、「高脂血症」気味なので注意・・・との診断結果をもらいました。その時、簡単なカウンセリングみたいなものも受けさせられたにですが、その時の感じとしては、メタボ注意なので食生活を改善しなさーい・・・みたいな感じでした。
そして、何故か4年前の健康診断は受けませんでした、。確か仕事が忙しくて、診断当日会社で受けれず、そのままになってしまったような気がします。そして、3年前に受けた健康診断の結果は、明らかな「高脂血症」の判定、しかも、要受診との事でした。

その時も、「高脂血症」って本当に病気なのかなー、メタボみたいにたいていの人(男)はあるんじゃないのー、そんな気持ちで、とりあえず病院に行きました。

選んだ病院は、関西では有名な心臓病専門の所です。初心の事は今でもはっきり覚えています。初日は、受付だけみたいな感じで終了しようとしてましたが、先生に質問をしました。・・・先生、「高脂血症」は病気なんですか?。そうだよ、大変な病気だよ!。放っておくと死んじゃうよ!

狭心症ってなんなの

2回目の時に詳しい検査をしました。検査で一番大事だと言われたのが、首筋にある血管の断面を調査する何とかエコー検査、首すじにゼリーみたおなものを塗り、超音波探査機みたいなもので検査します。

その結果を、先生から聞いてびっくり、片側の血管の断面が50%近く狭くなってるようです。このままで放っておくと、非常にヤバいとの事。自覚症状も何もないのに、先生が言うには、首筋の血管は、あらかた全身の血管の状態を反映しているとの事。

そうして、次の回の来院では、カテーテルと造影剤を使った、心臓の検査です。事もあろうに、診断結果は「狭心症」との事、あけてびっくり玉手箱の世界です。心臓の血管もコレステロールのせいで、断面の狭い所があるそうなのです。

その時まで47年間、ここまで生きてきて、自覚症状は一切なし、そんな状態で渡された唯一の薬が「ニトロ」、いざという時に使うそうです。

ステント手術になってしまいました。

それから、もう一日いろいろな検査をしましたが、最終的には「ステント手術」をすれば危ない状況は解消できるであろうとの事。初診の日から転がり落ちるように「ステント手術」の日程が決まりました。

「ステント手術」とは、手首の血管からカテーテルという細い管を挿入し、血管づたいに心臓まで侵入、カテーテルの先についている風船で血管の内側からそれを膨らませます。すると血管がふくらみ、血液がながれる部分の断面が大きくなります、その結果血液が流れる断面が確保できます。

ふくらましただけでは足りないところには、手術名でもある「ステント」というストロー状の設置型断面確保材?を血管内に設置します。このように書くと、これで、手術?というような内容に聞こえます。確かに、体を傷つけるといっても手首のみに小さな穴をあけるだけ、あけるといっても注射みたいな感じです。

けれども、先生が言うには、心臓の血管を内側からさわる手術だから「大手術」であるとの事です。・・・その手術が終わって、はや3年目、今では、飲み続けている薬のせいか、首筋の血管の断面不足も50%→20%ぐらいに退縮しているとの事。

今なら充分、完治したと言えるそうです。きざしを見つけてから5年間・・・恐るべし「高脂血症」、恐るべし「コレステロール」。