テキトーは良いこと?
いい加減にするという意味での「テキトー」という言葉はあまり良い言葉として受け取られることがありません。人にそのような態度をとられてしまうと、嫌な気分になってしまうこともあるかもしれません。
普段の生活の中で、真剣に話しているのに、何か、いい加減な態度をとられてしまうと、話すきもなくなってしまうことでしょう。
しかし、逆に真剣に聞いているようで、聞いていない人がいるのも事実です。結果としてしっかり聞いていないのに、聞いているような態度を示されるとそれで満足してしまうこともあるでしょう。
何か理不尽な感じもしますが、日常的な会話の中にこんな感じのやり取りは多くあると言えるでしょう。
「テキトー」に聞いていても、しっかりとやってくれる人もいるものです。行動で示してくれる人などは、話を「テキトー」に聞いていると見えるようで、実は多くの人から信頼されていることもあるものです。
「テキトー」という行動は決して、良い行動とはいえないものがありますが、変に緊張してしまうよりも相手の行動を引き出すきっかけになることもあります。そのため時と場合によっては真面目よりも非常に良い効果を出してくれることがあると言えるでしょう。
砕けた態度や、話しやすい雰囲気という中には適度に「テキトー」なやり取りがあるものです。これがなければ常に緊張しっぱなしになってしまうと言えるでしょう。
気を使わないで済む友達、親密な人といのは一人はいるのではないでしょうか。
そんな人の前だと、気が緩んでしまうものです。
このような人ばかりであれば、ストレスの少ない生活になっていくと思ってしまうものです。
しかし、そうは行かないもので、緊張を与えてくれる人がいるからこそ、リラックスできる人もいると言えるでしょう。
緊張する場面が増えやすい現代と言えますが、そんな中でも、良い意味で「テキトー」に付き合える人を見つけられれば、自分ひとりで抱えこむことも少なくなっていくと言えるでしょう。