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パンを焼いたら“おあげさん”が出てきた

こうなるはずが・・・

どうしてこうなった???

開けてびっくり、一瞬、油揚げができたのかと思った。あれー豆乳を投入したんだっけ?などという親父ギャグが一瞬頭をよぎり、それを黙殺する。
しかし、食べてみると、耳の部分がちょっと堅いけれど、大きな問題ではなかった。

冷静に考えると、膨らまなかったということだから、おそらくドライイーストの問題だろう。
思い当たる節はある。先日、ドライイーストがなくなったので新しいのを買ったのだが、1回ずつ使いきるタイプのを買った。それまでは使い切りでない袋入りを使っていたから、それが原因かもしれない。

私がパンを自分で焼くようになったのは、この半年ほどである。ちなみにホームベーカリーは、2年ほど前に、仕事の付き合いで、ホームベーカリーを押し付けられた手に入れた。そして、1年近く、梱包すら開けずに放置していた。外食が多かったのもあるけれど、一番の理由は、“面倒”だったからである。


ところが、少し時間ができて、せっかくあるものを使わないのもどうかと思って、梱包を開けてベーカリーを取り出し、説明書を読みながらパンを焼いてみた。


すると、拍子抜けするほど簡単だった。パンミックス粉と水入れて、ドライイーストをセットしてボタンを押す。後は機械が捏ねてイーストを混ぜて発酵させて焼いてくれる。ドライイーストさえ切らさなければ米を炊くのとなんら変わりは無い。

あえて厳正に評価するならば「ホームベーカリーでパンを焼く」のは「米を洗って炊く」よりも手間が要らず「無洗米を炊く」より少し面倒といったところか。米の飯と比べてセットしてから完成まで時間が掛かるというのもあるといえばあるんだけれどね。

しかし、パンが焼きあがるあの香りと、焼きたてのパンをもふっと食べるときの幸せは、他のものでは代替し難いものだ。そりゃ、最初はタイマーの設定がわからず夜中の3時ごろにパンが焼きあがってしまい、家中に焼きたてパンの香りが広がって無理やり起こされたときは、さすがにどうかと思ったけれどさ。

それにしても、“おあげさん”の姿をしたパンには驚かされた。私は「油揚げ」は大好きだが、「油揚げの振りをしたパン」はそんなに好きではないので、次からは普通のパンの形で“登場”してほしいものである。さもないと“寿司飯を詰めてお稲荷さんにしようか”などと血迷ってしまいそうである。