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“なんちゃって草木灰”の自作から考える“農業資材のコスト”

借りた市民農園に植えるジャガイモの種芋を買ってきました。品種は王道の男爵。当初は畑一面、じゃがいもだけ植えてやろうかと思いましたが、野菜の作り方の本やネットで調べていると、ジャガイモには連作障害があり、1 回作ると3年から4年は作れないらしいのです。少なくとも3分の1にして、残りは連作障害の出ないカボチャかサツマイモにしたほうがいいなということでとりあえず3kgだけ種芋を買ってきて準備します。

ジャガイモは植えるときに草木灰を切り口につけて植えつけるやり方があるのですが、採算性を重視する我が“農園”では、当然、買わずに自作します。ホームセンターに行くと1kg200円ぐらいで売られているが、ジャガイモの切り口にまぶすだけでは、1kgも使わないのです。

流通で一定の利益を出すためにはそれなりの値段をつけないと製造・流通・小売のコストをまかなえないわけだから、本来はそんな価値のあるものではないはず。

百姓=マルチタスクという考えで、自家用の肥料製造ぐらい内部調達しないとね。サラリーマン時代のある時期にコストカッターとしてバッサバッサ見直しした経験は活かさないと。

そんなこんなで、草木灰づくり。

枯れた草木を燃やして灰にするだけでしょ。簡単だぜ。中華鍋の中に、畑の周辺で拾ってきた枯れ草を入れライターで火をつけます。ファイヤー!

乾燥しているので一気に燃えます。思ったほど煙が出なかったので安心し ました。ただし、火災報知機などあれば注意が必要です。たしかに昨今、何かを燃やす行為というのはやりづらくなってきているかもしれません。特に家の中で燃やすの は。

一応お断りしておくと、本格 的な草木灰は、草だけでなく木も燃やして作らないと、その効果は十分に得られないようです。わらだけのは黒くなるだけであまり効果がない・・・だと?だからこの草木灰はなんちゃって草木灰というか草しか燃やしてないから草灰?

でも、野菜の作り方の本には、切り口を3日ほど乾燥させる、としか書いていないのもあるし、必ずしも草木灰をまぶさないと育たない訳ではなく、要するに切り口を乾燥させて腐りにくくすればいいんじゃないのかな?知らんけど。

なんちゃって草木灰ができたので、種ジャガイモにまぶします。細かいことは気にしません。少なくともマイナスに働くこと はないだろう・・・といいつつ、切り口をそのまま乾かすタイプと、灰を切り口にまぶしたタイプと半分ずつ準備してリスク分散を図ります。

さて、私は本当にジャガイモの収穫までこぎつけることができるのでしょうか?

※なお、素人のテキトー(悪いほうの意味)なチャレンジなので、この記事は面白半分で読んでいただいて、あまり参考にしないように。