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畑作業とIT化の間にある大きな壁

20120529
私が考えていることに農業にITを活かすというテーマがある。私は楽をするためにはどんな苦労も惜しまないといったタイプに近いが、要するにそのプロセスが楽しくてワクワクすることであれば、苦労は苦労でなくなるのだ。

私の姿勢などはどうでもいいが、このITを農業に活かそうという取り組みは、既にいろんなところで取り組まれている。

様々なアプリケーションが出て比較的容易に使えるようになってきたことや、個人個人の学習の結果、可能性が見えてきたこと、それから農業分野が他産業に比べて比較的改善の余地が有るように見えること、などである。(実際は、導入しているところは、バリバリに先端走っているんだけれどね。)

しかし、最近市民農園で、初歩的な利用として、ブログ用の写真を撮ったり、畑でタブレットでネット検索などしたときに、農作業とIT化の間にある大きな壁、というと大げさだが、2つの課題が浮かんできた。

それは、ほこり屋外の光である。

■1 ほこりはいかんともしがたい
畑に行くときも携帯電話と家や車の鍵の束、財布などは持っていくが、何のかんので、手やポケットは土ぼこりだらけになる。
だから写真を撮ろうと携帯をいじったりポケットに手をつっこんだりすると、それらは当然ほこりまみれになり、そして埃がつけば当然傷が付く。

私も机上の空論で、タブレットをオンサイトで入力端末にして、サーバーに作業記録のデータをうんたらかんたら、というのをやればトレーサビリティや農業会計情報はラクラクみたいなことを考えていたのだが、あまり、畑や田んぼで、携帯端末や無線バーコードリーダー持ってうんぬんというのは現実的でない気がする。非接触で自動記録だとかの方向性を考えたほうがいいかもしれない。とりあえず今思いつくのはジップロックのように安価で使い捨てできる密封性の高いカバーでなんとか保護するということぐらいか。


■2 太陽の元では液晶画面が見えにくい。
それから、太陽の下、屋外で携帯端末を見ると、光の関係で画面が見づらい。写真を撮るのもかなりあてずっぽうなところがある。
この問題の解決方法は何だろう?たとえば携帯など見るためのシェードをつける(水の中を見るための箱メガネみたいな)、あるいは、あずま屋を建ててしまうとか。これは休憩や単に楽しそうという観点からもいいかもしれない。あまりIT化の本質とは関係ないけれど。

少なくとも、これらの2つは考慮してシステムをつくっていく必要がある。やはりアイデアは現場で考えるのがいいね。
よく、畑や農場の様子を、ブログで積極的にアップされている方々が多く見受けられるが、皆さんほこり対策ってどうやっているのだろうか?やはり携帯は土ぼこりで傷だらけにしながらやっていたりするんだろうか?