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BITの競売物件を見るのが面白い

中古住宅を探すときに、私は地元の不動産屋の組合がつくっているウェブサイトを活用したのだが、自分が購入した後も、様々な物件情報を見るのが楽しいので時々見ている。最近の傾向では、ここ数年で土地の坪単価などで極端に安いものを見かけなくなった。リニア計画の影響だろうか。

そして、不動産に関してもう一つよく見るサイトがある。
それはBITというサイトである。これは不動産競売物件の情報サイトだ。

BITというのはBroadcasting Information of Tri-set systemの略で、3点セットというのがあって物件明細書、現況調査報告書、評価書という書類がPDFファイルでダウンロードできる。競売にかかる物件の間取り図やら外観内部写真、それから現状についての報告書などである。写真も載っているのでちょっとした内覧ごっこができる。

えー!この物件、入札がうまくいったら300万円で手に入っちゃうの?これはスゴイ!・・・なんてことをやっている。
関係者の方からみたら、無責任な発言ととられてしまうかもしれないが、廃墟すらワクワクしてしまう私にとっては楽しいホビーになるのだ。ちょっと悪趣味かもしれないと自分でも思うけれど決して人の不幸を笑っているわけでなく中古物件を見ると、どんな生活ができるか想像するのが楽しいのだ。
例えば川沿いの物件など、湿度が高いし冬場は嫌な寒気がするだろうし、川の流れる音で常にうるさいし、いいことないように思えるが、夏場はそれが“涼”と いうイメージなどと結びつく。例えば京都の鞍馬や貴船などはその代表的な例だ。かなり“観光化”されてしまっている感はあるが、京都だから仕方がないといえば仕方がない。

当然、諸事情で競売に掛けられる物件なので、いろいろな人間関係もあるだろう。田舎ならなおさらである。それに権利関係が複雑なので法律知識や不動産の知識のない素人が手を出せるものではない。もちろん私にはまだ法律知識もなく、入札に臨む資金もないので実際には手が出せていないのだが、見ていると、自分の家のDIYオーバホールがまだまだ未着手 なのは棚に上げて、あぁーこの家リフォームしたらいい値段付きそうだな、直してみたいな、などと思ってしまう。まったく浮気性で困ったものだ。

でも、“見るだけ”ならそういうのが好きな人は楽しめますよ。

■BIT(不動産競売物件サイト)
http://bit.sikkou.jp/