おひさまのエネルギーはいろいろな姿で現れる
太陽光発電も農業も、基本おひさまからのエネルギーが基本となっている。そんな太陽エネルギーのことをもう少し勉強したくて「太陽エネルギー利用技術」という本を図書館で借りてきた。
ちょっと理系向きの本で、ややこしそうな数式がたくさん出ているが、そこは気にしないで飛ばして読む。太陽エネルギーというとどうしても太陽光発電を思い浮かべるが、太陽熱もいろいろ利用できる。
面白いのはパラボラアンテナのように太陽の熱を一箇所に集めて、その熱エネルギーで発電をするというものも載っていた。
気づかされたのが、風力発電もそもそも太陽の光で空気が暖められて風が吹くわけだし、バイオマスエネルギーも太陽のエネルギーが取り込まれたものだ。
石油やガスは、地下資源だが、そもそもは太陽の光を浴びて育った植物や動物の有機物が蓄積されて形成されたものだから、そもそものエネルギーは太陽 から来ていて、昔貯めた貯金のようなものといってもある意味、そんなに間違いじゃない気がする。
(このあたり自信がないので歯切れが悪い言い方になってし まう・・・)違うのは、原子力だとか、地熱は地球の中のエネルギー由来。
その是非はさておき、太陽エネルギーについては、そもそもハイテクでなくても人間はずっと利用してきた。
洗濯物や布団だって太陽の光で乾かし殺菌しているし、農産物の乾物もそうだ。でも最近はこれらも効率や様々な理由で、乾燥機などを使うようになっている。なんとか便利にダイレクトに太陽の熱を使う方法っていうのはないものだろうか?
参考:太陽エネルギー利用技術 日本太陽エネルギー学会[編] 2006年 オーム社