市民農園 初年度はまさに草との戦い!
畑の作業で一番大変なのは何か?それは草取りである。
今年初めて借りた私の畑でも、6月に入って野菜もそれぞれ育っている。それと同時に草もたくさん生えてきて、ちょっと油断するとすぐに作物を追い越してしまいそうな勢いである。スギナ、エノコログサ(ネコジャラシ)、カタバミ、スベリヒユ、タンポポetc・・・ちょっとした野草園である。
知り合いなどの話を聞くと、市民農園を借りたものの、忙しくて草ぼうぼうにしてしまい断念したというような話をよく聞く。きっとそれは忙しくてついサボってしまうというのも理由のひとつだけど、草の勢いにやる気をなくしてしまってTKO状態になることも原因なのではないだろうか?
それぐらい、初年度は草の勢いが半端ではない。特に夏はもう・・・
これは市民農園もそうだし、耕作放棄地などを利用して農業に参入しようと考えたとき、避けては通れない道である。
たぶん農家の方はそのことをよく知っているから、草が種をつくる前に除草をしているので、翌年草に悩まされることはそれほどない。ところが、前の年に耕作放棄されているところだと、草は生えたい放題、種を生産し放題なので、土の中に草の種が大量にストックされてしまう。だから、初年度にできることはそれらの種から生えてきた草が種を再生産する前にむしって、むしって、むしりまくるしかない!
そのために必要な頻度は、感覚的だが週に1度は畑に行くというのが継続できるかどうかの基準になりそうだ。
今年は、ひたすら60㎡の草を取り続けることになりそうだ。完璧を目指すと草との戦いに負けて戦意喪失してしまうので、戦おうと思わない。1週間に一回行ってそのときにできるだけ草を取る。それ以上はやらない。これぐらいの割り切り方をしたほうがうまくいくのではないかと思っている。
サツマイモは葉っぱが地面を覆うのでよいと地主の方に薦められたが、苗を入手しようと思ってホームセンターにいってみたら、ちょっと遅かったようで、なかった。どうやら今年は、ひたすら草取りするしかないようである。
除草機というのもあるようだが、今年のワタシの目標は投資をせずにどれだけ取れるか試すところにあるので、手で草取りをしている。これは根っこが張っている草をとるとき、とても握力を使う。下手にハンドクリップで鍛えるよりもよい握力トレーニングになっている。
野菜の生産に加えて日焼けサロン、エクササイズ効果を考えるとなかなかおトクなアミューズメントだと思う。海パンで作業はできませんが・・・