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SOHO事業者の図書館120%活用〜外付け書斎〜

図書館ってどのぐらい利用していますか?

SOHOを始めてから、この場所でよかったと思うことの一つに、市立の図書館に自転車で5分でアクセスできることがある。

借りるのは農業関連の本、法律の本、プログラミングの本、ビジネス書、小説、何でも借りる。それぞれ斜め読みだったり、同じ本を何度も借りたりと様々だが、例えばプログラミングの本の場合、なんとなくどういうものかを把握する→実際にプログラミングに挑戦する→それを繰り替えす、という風に何度も借りないと身にならないが、何度借りても無料なのだから、これはオトクである。自治体によるのだろうが、飯田市では、1回に10冊、2週間借りることができる。

これは一応、自称“研究開発型”を自認する弱小自営業者にとってありがたいことである。私は図書館を外付け書斎、あるいはクラウド書斎と呼んでいる。

私は月に何度も図書館へ行く。背表紙のタイトルを見ているだけでもいろいろと興味・アイデアが沸いてくる。意外と前回訪問時には貸し出し中で目に入ってこなかった本が発見できて、都度新鮮な発見ができる。

図書館利用のもう一つの利点は、家で本棚のスペース・本棚を用意して整理整頓をする必要がないことである。返却すれば職員の方が分類できちんと元に戻してくれる。探すときも今は検索システムで簡単に探すことができる。

また、図書館では、新聞も読める。全国紙・地方紙・地元紙、それから雑誌もいろいろある。全部を見ようと思うとかえって疲れてしまうぐらいだが、新聞コーナーには、割と年配の方が多くいらっしゃる。いつも思うのだが、サラリーマンの人は会社が終わるとたいてい図書館は開いていないので土日しか利用機会がない。土日は込んでいるから特に新聞雑誌は利用しにくい。気の毒である。考えてみれば私もサラリーマン時代はあまり利用できなかった。

よっぽどコレクションしたい、書き込みをしたい、風呂の中で読みたい、畑で土まみれの状態で読みたいというような場合であれば個人で買うしかないが、今のところそういう必要は感じない。しかし、こうした公共物の恩恵を受けているからこそ、本に落書き、マーカーなどが引かれていたりするとものすごく憤りを感じる。あれはちょっと信じられない。

ところで、どうでもいい興味なのだが気になっていることが一つある。図書館にある本のストックと、貸し出し中の本の量の出入り(フロー)の関係が気になった。いつ見ても割と図書館の本棚はいっぱいになっているのだが、本を借りている人がみんな一斉に本を返したら、図書館は平気なのだろうか?それとも本棚はパンクするのだろうか?