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居合いについて

日本刀と言って、居合いを思い浮かべる人もいることでしょう。
外国人などの日本刀のイメージも居合いを連想する人が多く、日本刀独特の攻撃方法と言う事もできます。

しかしこの居合いというのは、多くの人が持っているイメージとは少し違うものになっていることが多いです。
居合いは、抜刀、抜剣と呼ばれる事もあり、武道の流派などによって呼び方が違う事もあります。内容としては大まかには一緒であることが多いですが、細かな面で多種多様な姿を見せてくれます。

居合いというと、繰り出されれば、相手が倒れる、もしくはそれで勝負が決まるというイメージを持っている人がいます。
それは大きな間違いではないのですが、居合いだからといって、必ずしも一撃で勝負が決まるわけではありません。
居合いの中にも、万が一外れてしまった場合、防がれてしまった場合のための技などがあります。

居合いで攻撃すれば、一撃で勝負が決まるということではなく、逆であり一撃で勝負を決めなければいけないのが、居合いということになると言えるでしょう。

鞘に刀をしまっている状態(納刀状態)から相手の行動に対して、切りつける、もしくは先制を取るようにして切りつけることが居合いと言います。
この最初の一撃が居合いの基本でもありながら、最も重要な存在になると言えるでしょう。
相手に体制を整えられてしまった場合や、刀を向けられてしまった場合、居合いの力というのはしっかりと発揮されない場合も多いと言うことになります。

ここには呼吸なども大きく影響してきますが、それはまた違うところで紹介していきたいと思います。

武道というのは非常に奥深い点がありながらも、表面的に理解されてしまう一面も持っていると言えるでしょう。流派による考え方や人による考え方の多様性も多くあるのも特徴だと言うことができます。
居合いに対する考え方も人それぞれと言える面があるので、もしかしたら、上記のような内容ではないと感じている人もいるかもしれません。