「なんで」と言う疑問は時に自分を見直すきっかけに・・
何か人と作業をしていて「何でこの人は・・・」なんて思ってしまうことはあるんじゃないでしょうか。
生きていれば必ずこんな風に相手に嫌なイメージを持ってしまうことはあると思います。しかしその感情は大切であり、関係を良くしていくためには必要なものと言えるかもしれません。
しかしそう思っているだけだと、人間関係を上手くもっていくことができなくなってしまうこともあると言えるでしょう。
この不満や嫌なイメージは時として自分を振り返るためのちょっとしたきっかけになることもあります。
「なんで・・・」や「どうして・・・」と思ってしまうときに、自分の基本となる考え方を相手に押し付けている場合もあるということです。
「〜ができて当然だ」「〜は常識だ」という思いが強ければ強いほど、相手に対して不満や疑問を持ってしまうことが多くなる場合もあると言えます。
特に「こっちが話しかけているのに、無視するなんて・・・」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、これは自分が話しかければ当然相手は応えてくれるものだと思い込んでしまっているために、このように考えてしまうこともあるかもしれません。
僕自身無意識にこのように考えてしまうことはよくあることです。
相手が間違っていることも多くあると思いますが、結果的に自分にとってストレスになってしまうこともあると言えるでしょう。
もしかして自分に非があるのではと考え直すことによって、それまで気付けなかった自分の失礼な行いに反省していくこともできるかもしれません。
また「この人はこのような人だ」と考えることによって必要以上のストレスを感じないようにしていき、その結果その人と上手くやれるようになるということもあります。
疑問や不満を持ってしまった時は、自分を見直すことでストレスに対する対抗手段の一つにしていくことができるでしょう。
当然頭でわかっていても、不満が沸きおこってしまうこともあると言えます。
そのような時は別の方法で、対処していくと良いかもしれません。
これも考え方の一つに過ぎないと言えるでしょう。